ヨガってあやしい?

Category: ヨガについて

今は世界的に空前のヨガブームで、駅前やショッピングモール内など、至るところにヨガ施設が見受けられます。また、とてもスリムでスタイルのよいヨガインストラクターさんが、その広告塔を務めたり、インスタグラムに素敵にポーズを取っている姿などをアップしていて、「ヨガはおしゃれ」というイメージが近年普及しています。

その一方で、過去に起きた事件や出来事により「ヨガはあやしい」というイメージも、未だ流布していることは否めません。

過去の出来事を教訓に、「ヨガ」を称するものの中に、ひょっとすると本当に「あやしい」ものもあるかもしれません。

しかしながら、おそらく、その大部分は、単に「自分に合わない」タイプのヨガを「あやしい」と感じてしまうだけだと思います。

一口に「ヨガ」と言っても、実はとてもたくさんの種類があります。

実を言うと、私にも「自分に合う」ヨガと、「合わない」ヨガがあります。

ヨガの種類には、例えば、次のようなものがあります。

  • ラージャヨガ(心理的)
  • カルマヨガ(倫理的)
  • バクティヨガ(帰依的)
  • ギャーナヨガ(哲学的)
  • ハタヨガ(生理的)
  • タントラヨガ(生理的)
  • マントラヨガ(呪法的)

私個人的には、今は「カルマヨガ」を実修の中心としています。

他には「ラージャヨガ」「バクティヨガ」「ギャーナヨガ」も実修しています。

「ハタヨガ」や「タントラヨガ」は身体の生理機能を使って、つながる(Yogaのそもそもの意味)タイプのヨガですので、激しい体の動き(激しい呼吸法など)を組み入れたり、極めて複雑なポーズを取ったり、ということをする場合があります。

しかしながら、全てのヨガがそうであるわけではありません。そうではないヨガも多いのです。

インド4大スクールの一つである「エスヴィヤサ・ヨガ大学院大学」またはその親組織である「ヴィヤサ・バンガロール」では、ヨガを「科学」という位置づけで考えています。

「科学」と呼べる理由は、①ヨガの効能は科学的に証明することができ、②老若男女、誰がやっても、また、どこでやっても、同じ結果が得られるからです。

「エスヴィヤサ・ヨガ大学院大学」では、ヨガの効能を証明すべく、日夜研究を行い、その結果を査読ジャーナルに発表しています。また、隣接の「ヨガ病院」では、ヨガのテクニックを使って、世界中から来られた方々の治療を行なっています。

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